皆さんこんにちは。ダイエットしてるのに結構食べてるのんです。
梅雨入りして、ジメジメ度がUPしてきましてたね。
クローゼットの中のお洋服、カビていませんか?

梅雨と言えば衣類の防カビ加工!
こちらをご覧ください。
スポンサードサーチ
今日は、皮革製品についてお話しします。
皮革製品には、牛、豚、馬、鹿、羊、クロコダイル…など、いろいろな動物の皮が使われますが、皮から製品になるまでの工程を説明します。
動物の皮が製品になるまで、結構生々しい作業をするんです。
原皮 | まだ加工していない材料の皮 |
↓
なめし工程 | 毛や汚れを落とし全体を伸ばしながら叩いたりして柔らかくしていきます |
↓
風合い加工工程 | 振ったりもみほぐしたりして製品にする為に整えます |
↓
製品 | ジャンパーやジャケット等に加工縫製されます |
皮革衣料の柔らかい皮は、なめし工程で約15%伸ばされ
その後の風合加工工程で皮の性質上約8%元に戻る(縮む)事があります。
せっかく伸ばしたのに、約半分も縮んでしまうのですねー。
製品になってからも加工前のサイズに戻ろうとしているのです。
皮革クリーニング時のクリーニング溶剤、クリーニング乾燥時でも、元に戻る(縮む)事があります。
この様な品物は、全てクリーニングのプレス仕上の段階にて元の形に近づける為の整形を行っています。
ですので、クリーニングから仕上がってきた時は大丈夫でも、保管している間に
縮んでしまう事もあるのです。
皮革製品が縮んでしまう理由はお分かり頂けましたでしょうか?
次にカビについてです。
革につくカビは、栄養分と空気中の湿気、そして汚れで発生します。
表の革が縮むと裏地がだぶつき下から見えてしまう事もあります。
縮むと、革がかたくなってしまいますし、サイズも小さくなってしまうので保管の仕方がとても重要です。
まとめ
皮革製品は、湿気だけではカビません。汚れていると発生します。
しまう前には必ずクリーニングに出すことをお勧めします。
皮革製品のクリーニング代金は安いものではありませんが、カビたり縮んだりかたくなって着られなくなってからでは、手遅れですから。
① クリーニングに出す。
② 仕上がってきたらビニールカバーを取る。
(不織布カバーのように呼吸できるものならOK!)
③ ハンガーは、皮革製品の肩の部分が変形しないように幅広のものにする。④ こまめにクローゼットの換気をよくしたり湿気取りを置く。
⑤ 天気の良い日には、時々陰干しをしましょう。
ちょっと、知っておいてほしいこと
皮革製品は、クリーニングに出すと革肌が荒れて、色落ちしたように見えることがありますが、これは染色する段階において、着ている時やクリーニングによって、色が変化するように作られています。
この変化を <革に味が出た> っていうのです。
こうやって、革の色の変化も長い年月に渡りたのしめるといいですね(^^)
皮革製品は、濡らさないに越したことはないので、参考にこちらもどうぞ!
汗抜きクリーニングについてはこちらもどうぞ!