シンエイシステムズのRieです!
今回はデジタルカメラのISO感度と撮影照明の関係についてです。
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ISO感度とは??
撮影や描写にも関わるISO感度
ISO感度はきちんとした明るさに写すための基準となります。このためISO感度が決まると被写体の明るさに応じてシャッターや絞りが決められるのです。
フィルムカメラではどのような感度のフィルムを使うかでISO感度は固定されていましたが、デジタルカメラではISO感度を自由に変えられるようになっています。このため、撮影状況に応じて最適なISO感度を選べば、より自由度の高い撮影が可能になります。
Canon HPより
簡単に言ってしまえば、光の当たり具合を調節するために、ISO感度を上げることで、暗い場所でも明るい写真を撮影することができるわけです。
照明の電球が切れてしまった!
今日は雨が降っていて、部屋の中もなんだか暗いわね!
彼女にフラれてオレの心もどんより曇りがち!
ISO感度を上げることで、これらの悩みも解決できるわけです( ´,_ゝ`)←
正確に撮影しなければならない理由
商品の画像をお客様のHP上、あるいは商品販売ページに載せるときには
実際の商品と、記載の画像に差がああってはなりません。
商品を購入された方が、その商品や、商品を販売している店舗様に対して悪いイメージを持ってしまうかもしれないからです。
商品のカラーに関してもトラブルが起こりうることはあるのですが、
それはまた別記事にて・・。
実際にISO感度を調整して撮影してみた
どのように撮影すると、正確な撮影ができるのか、撮影の悩みが解決するのか、実際に比較し、撮影してみました(^o^)/
当社のお客様からの撮影依頼の商品で、化粧品の瓶やボトルなど形状が丸みをおびていて、パッケージ部分が光っていたりと非常に撮影しにくい物があります。
今回はそれと似たような、ボディークリームのボトルを使って比較撮影してみました!
使用のデジタルカメラは、Canon EOS Kiss X5です。
撮影用照明を使用しない環境での撮影です。
ISO感度6400
AVモード
ボトルの形状:ポンプの形状がハッキリと分かる。
ボトルの色:全体的に薄グレーという印象。
パッケージ部分の色:様々な色に光る部分と、紫色。
ポンプ部分の色:シルバーと、何となく紫色。
パッケージの文字:上半分は読めるが、下部分はほとんど読めない。
ISO感度3200
AVモード
ボトルの形状:背景色とボトルの色が一部同化していて、ハッキリと分からない。
ボトルの色:全体的にグレーという印象。
パッケージ部分の色:様々な色に光る部分と、黒色。
ポンプ部分の色:シルバーと黒色。
パッケージの文字:上半分は読めるが、下部分は読めない。
ISO感度1600
AVモード
ボトルの形状:背景色とボトルの色が同化していて、ハッキリと分からない。
ボトルの色:全体的濃グレー。
パッケージ部分の色:様々な色に光る部分と、黒色。
ポンプ部分の色:光っているのでシルバーと、黒色。
パッケージの文字:全て読めない。
ISO感度800
AVモード
ボトルの形状:ほとんど分からない。
ボトルの色:全体的に黒色。
パッケージ部分の色:黒色。
ポンプ部分の色:若干光っているシルバーと、黒色。
パッケージの文字:全て読めない。
ここまでくると、この方を思い出します(゚-゚;)
しゃちょーも、ISO感度を上げたほうが良さそうですねぇ。
どのように撮影したら、実際の商品と撮影画像の差異がなくなるのか・・
長くなるので、その2に続きます!!