先日子供が小学生になったと書きましたが、5月になると早速運動会が開催されます。
走るのが好きな娘は、きっと頑張ってくれるだろうと今からとても楽しみにしています(^▽^)
さて、速く走るためには、練習をする以前に健康な足であることが大切ですよね。
扁平足はご存知でしょうか?
扁平足ってどんな状態?
扁平足とは、足の裏のアーチがつぶれて、土踏まずがほどんどない状態を示します。土踏まずは、裸足で足跡を取った時に、跡に残らない部分ですね。
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自分でできる簡単扁平足チェック!
ご自身の左右の足裏を合わせてみて、隙間ができれば土踏まずがあり正常ですが、ぴったり隙間なくくっついてしまうと、扁平足であると言えます。
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これは、長女の足です。扁平足ではなく、まあまあ土踏まずがありますね。
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これは、私の足です。素足だとあまりにも見た目があまりにもひどかったので靴下履きました(笑)色々な意味で見づらいですが、私も土踏まずがあります。
では、赤ちゃんの足を見てみましょう。
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次女6か月の足です。足裏がぴったりくっつきます。これが扁平足です。
動き回るので撮るのは大変でした(;^ω^)
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よく見ると土踏まずが形成されつつあるような気も・・(笑)
肉厚でたまりません~
赤ちゃんは生まれたときは扁平足で、立ったり、歩いたりして運動量が増えて足裏を使うようになると、成長と共に段々土踏まずが形成され、扁平足になりにくくなります。
足の裏のアーチがしっかりしているほうが、足への負担は少なく、走ったり、跳んだりするのは有利なのです。
現代では扁平足の人が多い
現代では、扁平足の人が多いと言わています。特に日本人は約7割の人が扁平足だと言われています。
扁平足の人が増えた原因は、いくつかあげられます。
1.裸足で生活しなくなった。
当たり前になってしまっていますが、現代ではほとんどの人は、子供の頃から靴下も靴も履いて生活をしてい ます。
2.外遊びをしなくなった。
私が子どもの頃と比べると、子どもたちだけで、外で走り回って遊べる環境ではなくなってしまいました。
外で遊ばなくても、テレビゲームなどで家の中での遊びが済むようになってしまっていますね。
3.樹脂製の某サンダルや、速く走れる靴など便利な履物が登場した。
気軽に履けるサンダルや、運動場のトラックのコーナーも速く走れるとうたわれた左右非対称の靴が大人気になりました。
扁平足で起こりうる弊害
そして、扁平足であると体に様々な弊害が出てくると言えます。
1.バランスがとりにくかったり、つま先立ちも難しくなる。
2.外反母趾になりやすい。
3.バランスがとりにくくなると、足腰の痛みや姿勢の悪さの原因となる。
生まれた頃には扁平足でも、土踏まずは小学校入学頃までには形成されます。
この時期に足に合った靴を履き、外で動き回って運動していれば、土踏まずがきちんと形成され、健康的な足作りができるのではないでしょうか。
成長期の子どもにおススメできない履物
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ラクに履ける樹脂製の某サンダルは、 庭先に出たり、隣りのコンビニに行くときに履いていますが、 長時間履くのはおススメできません。
幅と厚みがゆったりめの作りのため、足を支えてくれるところがありません。
足にフィットしていないので、疲れやすいのです。
素材的にも、濡れたときは滑りやすく危険です。
そして、幼い女の子がヒールのある靴を履いているのも最近よく見かけます。
大人の女性でも、ヒールの靴を履くと体がバランスを取ろうとして、姿勢が悪くなり腰痛の原因になってしまいます。
姿勢だけではなく、外反母趾などのトラブルも懸念されています。
大人でもそんな状態なのに、成長期で骨が柔らかいの子どもがヒールの靴を履くと、さらに危険で、骨が変形してしまう恐れもあります。
お子さんにぜひおススメしたいのが、履物は草履!
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草履は、底面や鼻緒を足指でしっかり掴んで歩かなければならないので
土踏まずを形成する上で有効的な履物だといえます。
プール遊びのときには、ビーチサンダルを履かせていますが、滑りやすいので
普段使いのときは、草履を履かせています。
底面が畳素材になっているのは、滑りにくく気持ちが良いようで、好んで履いてくれます。
草履でも、長時間履くのには適していないので、1時間程度のお出かけのときには草履履かせて、1日中歩くようなときはスニーカーのほうが良いですね。
まとめ
成長期のお子さんの足を健康に育てるためにも、草履いかがでしょうか。
子どもの頃から、健康な足で運動能力を高めて、大人になっても体の歪みや足のトラブルとは無縁な生活をさせてあげたいですね。
おまけ
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主人の幼少期のサンダルです(笑)