日本人はなぜ桜に魅了されるのか。桜が愛される7つの理由とは?桜にまつわるアレコレ。

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ソメイヨシノ

桜の季節ももうすぐ終わり

満開だった桜も葉桜に変わり、新入生、新社会人の皆さんも新しい生活に慣れてきたことでしょう!
なぜ人々は桜に魅了されるのでしょうか?

3月後半が近づけば、桜の開花はまだかまだかと待ち焦がれ
寒い中、朝も早くから花見の場所取りをし、
4月になれば、入学式まで桜が咲いていてほしいと切に願う。。。

ここまで日本人に愛される花は、他にはないでしょう!

桜が愛される理由とは??

1.年に一度決まった時期にしか咲かない

日本の桜の代表品種・ソメイヨシノの開花時期は、例年九州・本州ではだいたい3月20日過ぎた頃です。
毎年、何日から咲くのか分からないので、桜の咲くのが待ち遠しい気持ちになります。

2.1週間くらいで散ってしまう

せっかく今か今かと待ち続けた桜の開花。咲いても1週間~10日程で花は散ってしまいます。
期間限定の美しい桜は、見ておかなくては!という気持ちにさせてくれます。

3.新生活の時期に咲く

就職、入学、進級など。日本では新しい年度が4月から始まります。
よし、頑張ろう!という新たな気持ちに華やかさをプラスしてくれるのが桜です。

4.冬が終わった後に咲く

寒い寒い冬の間は、春の訪れが待ち遠しくあります。桜の開花時期は
憎い演出というか、ワクワクさせてくれますね。

5.淡い優しい色

品種によって違いますが一番多く見られるソメイヨシノは、限りなく白に近いピンク色をしています。
淡い色合いが、儚くもあり美しいです。

6.花が咲く姿が美しい

桜の花が満開の時、葉は一枚もなく、枝から直にたくさんの小さな花が咲いています。
一本の木、まるごと花だらけになり、邪魔するものはありません。
  
7.花も葉も食べられる、香りも良い

桜の塩漬けに使われる桜は、八重桜の花です。ソメイヨシノは、食べられなくはないのですが、美味しくありません。桜餅に使われるような塩漬けの葉は、オオシマザクラの葉です。
芳香剤や香水などにも桜の香りのものがあり、桜は見て楽しむだけではないのです。

桜の語源は??3つの説

1.
「咲く」に複数を意味する「ら」を合わせたものと言われています。
多くの小さな花をつける桜の姿を現していますね。

2.
桜の「さ」は「田の神様」を意味し、「くら」は、神様の居場所である 「御座」を意味していると言われています。
農耕民族である日本人にとって、桜が特別な存在であることを示しています。

3.
古事記に書かれている「木花咲耶姫 コノハナサクヤヒメ」は桜の女神で、サクヤから桜とされたと言われています。名前の漢字が桜の見た目そのもののようですね。

桜の魅力まとめ

日本人に愛される桜。7つの理由は、お分かりいただけたでしょうか?
桜には、精霊が宿るとも言われていますから、もしかしたら知らず知らずのうちに桜の不思議な力に引き寄せられているのかもしれません。



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