7月27日は土用の丑の日。絶滅危惧種のウナギについて考える

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こんにちは!Rieです!

以前の記事で、ちょっと触れたウナギの稚魚についてです。

ウナギは絶滅危惧種

私たちに馴染みが深いのが、二ホンウナギと呼ばれる種類です。
この二ホンウナギは、2014年に国際自然保護連合に『絶滅危惧種』に指定されました。

毎日食べるわけではないけれど、特別な日に食べる、土用の丑の日に食べる、そんな位置づけかと思いますが、食べられなくなる可能性があるとなると、欲してしまいますよね。

ウナギの生態

ウナギは、潮水でも、真水でも、浜名湖のような、潮水と真水が混ざった汽水湖でも生きられます。どんな環境にも対応できる能力を持っています。  

ヘドロの中でだって生きられるのです!

近年、ウナギの生態が解明されてきていますが、まだまだ謎の多い魚です。

成魚は産卵のためにフィリピンのマリアナ諸島海域に行き、産卵します。そして、シラスウナギと呼ばれる稚魚は黒潮に乗って日本に戻ってきます。
しかし、シラスウナギがどう戻ってくるかは分かっていません。ルートが分からないのです。
シラスウナギは11月頃に中国、台湾の辺りを通り、年末から4月にかけて日本にやってきます。

海を北上するときには、海流に乗れるように仔葉と呼ばれる細長い葉っぱのようなカタチをしています。

そして、日本に辿り着く頃には、成魚と同じ細長い体へとカタチを変えるのです。浜名湖にやって来る稚魚は、今切口という浜名湖の入口で体を慣らしてから、浜名湖に入ってきます。

ウナギは嗅覚が犬並みと言われているので、遠くフィリピンで産まれても、親の故郷である日本まで辿り着くことができるのです。不思議ですね( ゚Д゚)

ウナギは完全養殖ができない

我々が目にするウナギのほとんどは、養殖されたものです。
天然のウナギを食べたことがある人は、あまりいないでしょうね(;^ω^)

成魚同士を交配させ、卵を産ませるのではなく、漁師がシラスウナギを漁獲し、それを養鰻業者が育てるのです。

フィリピンで産まれ、日本に来るまでの間に何を食べているのかも謎なので、人工的に卵を孵化させ、成魚まで育てるのはなかなか容易ではありません。

新日本科学という医薬品開発の会社が、ウナギの完全養殖に成功しました。
しかしながら、日本人のウナギ年間消費量まで生産できるようになるまでは、時間もコストもかかるため、すぐに実用化されるということはなさそうです。

なぜ絶滅危惧種になってしまったのか

シラスウナギ乱獲による個体数の減少

ウナギは、日本のみならず、中国や台湾でも食されます。
中国でも養殖には力を入れていて、その技術は日本に匹敵するほどです。

自国で食すためにシラスウナギを獲るのではなく、日本へ輸出すれば、お金になると分かっているから、シラスウナギを乱獲しているのです。

ウナギが住む環境の変化

先ほどは、どんな環境でも適応できる能力を持っていると述べましたが、
浜名湖に関して言えば、 海水温の上昇、塩分濃度の上昇などでアマモと呼ばれる藻が育たなくなり、住める環境ではなくなってしまいました。
これは、ウナギに限らず、アサリやクルマエビにも言えることです。

今後のウナギ

研究室レベルでは、完全養殖が可能になっているウナギ。
しかしながら、コストが従来の養殖よりも10倍かかってしまう、成魚まで育つまでに死んでしまうなど、課題はまだあります。

今後、完全養殖の技術が向上し、私たちの食卓から姿を消さないことを願うばかりです。

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