猛犬を飼うという事☆我が家にきた野犬の飼育~家族の責任~

0
365

こんにちは。ダイエットしてるのに結構食べてるのんです。

皆さんは、動物は好きですか?
私は犬が好きで、ずっと飼いたいと思っていました。

そんなある日・・・

スポンサードサーチ

2006年 冬
隣県の知り合いからメールが届きました。

”ご近所の家の軒下に野犬が9匹の仔犬を産みました。3日間ろくに何も食べぬまま仔犬たちに乳を飲ませる母犬の姿に、そこの家の方が見かねて餌をあげました。すると、母犬はそれを凄い勢いで食べて、そのまま走り去り戻ってこなくなってしまいました。残された仔犬の内 一匹は残念ながら死んでしまいましたが、残りの8匹をこのままにしておくわけにもいかないから里親を探しています。お宅で一匹もらって頂けませんか?”

と、いう内容でした。

すぐさま家族4人(私、主人、長男当時中学2年、長女当時小学3年)が集まり、家族会議を開きました。

会議の結果、息子は幼い頃に親戚の犬に押し倒されたことがトラウマになっていて、あまり乗り気ではありませんでしたが、他の3人に押し切られ


「毛の色が濃い犬はちょっと怖そうだから、薄い色の犬ならいいよ」


と、なんの根拠もない注文付きでOKしてくれ、貰うことになりました。

出会い

3週間ほどして、知人のご近所さんのお宅までもらいにいきました。
まだ歩くのがやっとのコロコロしたオフホワイトの雄犬は他の兄弟達とじゃれ合っていて、そのかわいさにメロメロになりました。

無事に家に連れて帰り、その日から我が家の一員になりました。

知人の話によりますと、どうやらこの野犬にはラブラドールの血が入っているらしい…

ラブラドールといえば、盲導犬にもなるとても賢い犬。

家族の期待を背負った犬に娘が ”Z(仮名)” と名付けました。

幼い頃のZは、やんちゃでした。反面、とても気の小さいところがありました。

生後2ヶ月になり、ミルクから段々餌に移っていった頃、Zが餌を食べている横を通っただけで「う”-!!」と鼻にしわを寄せて歯をむき出しにして怒る様になりました。こんなに小さい頃から犬って餌を食べている時にそばを通ると、取られると思って怒るもんなんだなぁ…と思っていました。

3か月ぐらいまでは、外で飼うと病気になってしまうかもしれないので、家の中で飼った方がいいよ。という知人のアドバイスもあって、室内で飼っていましたが、段々大きくなってきて室内飼いが大変になってきたので、3ヶ月を前に外に出しました。

Zは、一日の大半を犬小屋の屋根の上で生活していましたので、ご近所さんにはちょっと有名になりました。

お昼寝も屋根の上


雪の日にも、もちろん屋根の上で雪だるまにキス!


蜂にほっぺを刺されて落ち込むのも屋根の上


体重は20キロ強あるのに、屋根の上に飛び乗るので、屋根が抜けてしまったこともありました。

こんなお茶目な一面も…

お父さん頑丈になおしてね

しつけ

家の中にいた時から、お座りは覚えました。
外に出してからも「お手」や「待て」は出来ていました。


でも、Zは段々凶暴になっていったのです。

血筋

Zに、はじめてリードを付けたのは家の中で飼っていた頃、だいたい生後2ヶ月ぐらいの時でした。
その時Zは、気が狂った様にリードを手ではたき、噛みつき、怒って暴れていました。
外で飼う様になってからは、ずっとリードで繋いでいましたが、ちょっとでも気に入らない事があるとまた狂った様にうなりながらリードの調度首輪と繋がるところを噛みまくるので、すぐにその部分がボロボロになってしまいました。そんなわけで、リードの交換時期が早く、リード交換する際も怒って噛みついてくるので、毎回命がけでした。
少しでもリードを長く保たせようと、Zが噛む部分にビニールテープをなんじゅうにも巻いて対策をしました。

Zが、あんまり気が短くて凶暴なので、Zをくれた方に知人を通して他の兄弟の様子を聞いてみました。

すると、女の子はまだいいが男の子は気が荒くて噛みつく子もいる。とのこと。

血筋だな!

と感じました。

どこにもラブラドールの血など入っていませんでした。

このままではいけないので、ちゃんとしたところにしつけを頼もうと考えました。

調度近所に警察犬訓練所があったので、そこのトレーナーにZの様子をみてもらいました。
普通に生活していて、どこにも怒る理由がないのに突然キレだすZを見て

「なんでこんなに怒るのかなぁ。しつけで預かる事は出来るけど、1ヶ月4万ぐらいするよ。1ヶ月じゃあすまんと思うけど。でも、この犬は、やってもだめかもしれないなぁ。”きちがい”っていうか、自分でもわからないうちに反射的に怒って暴れる犬もいて、その部類だと思う。そういう犬は、危険で どうしようもないから、射殺する場合もあるんだよ。」

そう言っておられました。

そのトレーナーには、もっと早い段階からいろいろしつけのアドバイスを受けていましたが、プロが見ていうのだからやっぱり無理なのか。。。

猛犬と分かっていてこのまま飼い続けて、もしリードが切れて逃げ出して、誰かにかみついたりしたら...
それが子供だったら...

と考えると怖くなり、主人が3日連続嚙まれた翌日、

保険所に、連れて行こうか。。。

っていう話になりとりあえず保健所へ話を聞きに行きました。
すると、

今は、昔と違ってやたらと飼い犬を引き取れないんですよ。例えば、飼い主の方が犬の訓練所に行かせてしつけをしたり、それなりに努力してもダメだった場合しか引き取れないようになったんですよ。

というおはなしでした。

家族会議第2段!

現状と今後について家族で話し合いました。すると、犬が苦手な長男が

「保健所に連れていくのは絶対にだめ!最後まで飼わないと!」

と言って折れませんでした。

実際問題、しつけが出来る見込みの無いZをトレーナーに預ける費用を用意するのは難しく、もう最後まで飼うしかないと思っていました。

子供の教育上にしても、命を引き受けた責任としても保健所に連れていくなんて1番やってはいけない事なのに、そんなことも分からなくなるぐらい折半詰まっていたのです。

最後まで飼うと覚悟して

それからもう、噛まれようが暴れようが、最後まで飼うと覚悟してそれまで以上にリードを確認したり、様子を見たりして飼い続けました。

動物病院に狂犬病の注射を射ちに行く度に、凶暴で注射が打てないから病院に着くと医者とナースが、Zの乗っている車の中にバレーボールで使うネットをグルグル巻いた束を突っ込み、押さえつけ、網目の隙間からまず麻酔を射ち、完全に寝てしまってから狂犬病の注射を射ち、ついでに普段出来ない首輪の交換をする。という作業を毎年やるわけです。
費用は3,000円で済むところ、20,000円以上かかります。
医師からも、

「まだこの犬は体力落ちてこないの?そろそろ衰えてきてもおかしくないのにな
ぁ」


と、言われたこともありました。私達の事を気にかけてくれていてこその言葉だと受け取りました。

2018年12月で、Zは12歳になりました。
まだまだ元気で生き続けると思っていたのですが、段々体調を崩し始めたのです。

別れ

2019年3月、耳垂れが見られる様になりました。
医者に相談して薬をもらい、すり鉢で粉状にして餌に混ぜて飲ませました。
しかし、一向に回復せず 舌ベラに出来物が見られる様になったり、首の辺りの皮膚が無くなり肉が見える状態になっていきました。

4月に入ると、なんとも言えない臭いも放つ様になり、4月6日に息を引き取りました。

亡くなる前日に、昏睡状態になり、呼びかけにも無反応になったので、最後に撫でておこうと思ってそっと背中に触れたら...

最後の力を振り絞るかの様に唸り、怒って伏せの状態まで、起き上がりました。

そこまでして、警戒して...なぜ...

Zの気持ちはわかりませんが、結局最後までちゃんと撫ることもできませんでした。

猛犬を飼い終えて…

Zが、亡くなり淋しい気持ちもありますが、正直ほっとしています。
ご近所さんや通行人に噛みついて怪我をさせることが無かったこと。
最後まで責任をもって飼えたことがなによりです。

餌がある時は喜んで。
痛い痛いと言うと手を舐めてくれて。
しっかり番犬の役目をはたしてくれたました。

たくさんの思い出をありがとう。

これから犬を飼おうとしてる方へ


途中で、もうダメだと思って保健所に連れて行こうと思った時を振り返るとそれはそれは精神的に とても大変で辛かったのですが、やはり犬を飼うということは、特に仔犬から飼う場合どんな犬に成長するかわからないのですから、飼う前に

Zの様な猛犬になる例もあるという事
しつけが出来ない気質の犬もいるという事

そうなった時にどうするかをよく考えてもらえたら・・・と思います。

もしも、次に犬を飼う事があるとするならば、仔犬ではなく殺処分される犬の中から、おとなしくて人懐こい雌犬をもらいたいと思っています。

でも、しばらく飼うことはないかな~

ペットを飼うにあたっては、こちらの記事もどうぞ

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください