ECサイトを多店舗で展開する時に役立つおすすめのツール5選

ECサイトと一言でまとめてもその運営方法は色々な形態がある。
楽天、Yahoo!ショッピング、Amazon、ポンパレモール…色々なショッピングモールへ出店すること。
EC-CUBE、カラーミーショップなどのショッピングカートを使用して作る自社ECサイト。

どれか一つに絞る必要はなく、多くのECサイトオーナーは複数店舗を運営している。
多いパターンが楽天に出店している店舗が全く同じ商品構成で、
Yahoo!ショッピングやAmazonに出店するケースだ。
ほぼ確実に売上アップにはなるし実際サポートさせていただいている店舗でもそうなっている。

とはいえ様々なショッピングモールへ出店する多店舗展開をするときには、いくつか課題が生じる。

本記事の索引 -INDEX-

1. 多店舗展開をする前に注意するべき3つの点

  • 在庫管理
  • 商品データの移行
  • 画像データのダウンロード&アップロード

ある程度の受注件数が発生してくると在庫管理と受注管理がネックになる。
特に在庫数が限られている商品に関しては欠品の恐れがあるからだ。
これをクリアするためには在庫管理の自動化が必要だ。
以下に在庫管理の自動化を始め、多店舗展開時に役立つツールを
6つの分類に分けて紹介します。
多店舗展開をする時の参考にしていただきたい。

1.1. 在庫連動システム

以下に9つの在庫連動システムを比較した表を掲載します。
各社料金設定が異なるが、対応モールと予算で比較検討のお役に立てていただきたい。
※2016年1月8日時点の情報です。

ネクストエンジン zaiko Robot 助ネコ TEMPOSTAR(テンポスター) CROSSMALL タテンポガイド EC店長 GoQSystem ファーストステップ
在庫連動間隔 10分毎 30分
別途オプションで5分まで調整可能
※5分は5,000円/月
15分
別途オプションで5分へ変更可能
※5分は10,000円/月
5分 10分 1~5分 10分 5〜10分 1〜5分
対応モール 楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
詳細はこちら
楽天
Yahoo!ショッピング
Amazon
登録商品数制限 50万点 登録商品数によって金額が異なる
最大30,000点
5,000点
それ以上は別途申し込みが必要
50,000点 1,000〜15,000点
プランにより異なる
5,000点〜
プランにより異なる
3,000〜50,000点 50,000点 制限無し
初期費用 無料 30,000円 30,000円 無料 無料 無料 無料 50,000円 30,000円
月額 10,000円
受注単位課金
詳しくはこちら
500商品の場合、1,500円×サイト数
少し複雑な料金体系なのでシミュレーションを使いましょう
詳細はこちら
複数モールは20,000円
受注件数により変動
詳しくはこちら
10,000円
詳細はこちら
スーパーライトプラン
5,000円×サイト数
詳しくはこちら
スタートアッププラン
9,980円
詳しくはこちら
商品数により変動
3,000点で9,800円
50,000点で78,000円
44,800円 1,000円+
受注単位課金
1件15円
10,000円を超過する場合は以降無料
お試し期間 30日間 20日間 30日間 30日間 サポート付き無料体験 30日間 30日間 20日間 30日間
サポート 電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
商品番号が統一しない場合の連動 × ×

1.2. 受注管理ツール

受注管理ツールとは各モールで入った注文を一元化するシステムで、
一件一件、各モール管理画面へログインして受注処理をする手間が削減されます。
以下に11個の受注管理ツールを紹介します。
弊社サポート店舗様を対象とし★マークを付けたものが使用しているものです。
さらに上から順に多く選ばれているツールです。

★1★ネクストエンジン
http://next-engine.net/
★2★助ネコ
http://www.sukeneko.com/stock/
★3★TEMPOSTAR(テンポスター)
http://star.e-savacity.com/ssg
★4★CROSSMALL
https://cross-mall.jp/
★5★タテンポガイド
http://www.tatempo.com/
店舗アップ♪
http://www.ganbare-tencho.com/
通販する蔵
http://www.1-step.jp/
速販
http://sokuhan.jp/sokuhan/
Robot-inロボットイン
http://www.robot-in.com/
EC店長
http://www.ec-tencho.jp/
GoQSystem
http://www.goqsystem.com/page/function/index.php?function=order

1.3. 商品登録ツール

管理するECサイトが増える事に商品登録作業も比例してボリュームが増えていきます。
データや画像は各モールのルールに沿った形で作り直し(変換)する必要があるからです。

そこで商品登録ツールを使う事になります。
商品登録ツールを使えば一度の登録作業で、
各モールに対応したデータに変換されてアップロードできます。

こちらは受注・在庫管理と比較すれば優先順位は低いと思います。
というのも、いくら一度の登録作業で各モールへ登録可能とはいえ、
できないことはできないからです。

例えばAmazonでは商品画像の白抜き(切り抜き)が必要ですし、
各モールのルールは本当に様々で、システムで変換しきれないからです。
ある程度システムで変換させて手作業で最終調整をする事をおすすめします。

弊社サポート店舗様を対象とし★マークを付けたものが使用しているものです。
さらに上から順に多く選ばれているツールです。

★1★ネクストエンジン
http://next-engine.net/
★2★助ネコ
http://www.sukeneko.com/stock/
★3★TEMPOSTAR(テンポスター)
http://star.e-savacity.com/ssg
★4★CROSSMALL
https://cross-mall.jp/
★5★タテンポガイド
http://www.tatempo.com/
通販する蔵
http://www.1-step.jp/
速販
http://sokuhan.jp/sokuhan/
Robot-inロボットイン
http://www.robot-in.com/
EC店長
http://www.ec-tencho.jp/
GoQSystem
http://www.goqsystem.com/page/function/index.php?function=goods

1.4. CSV編集ツール

データの洗い出し等、CSV編集ツールがあると非常に効率的だ。
商品登録ツールへ商品データを取り込むときにもCSVデータを使用する場合がある。
前述の商品登録ツールと合わせてCSV編集ツールも準備しておこう。
弊社ではLibreOfficeというCSV編集ツールの使用をオススメしています。
無料のCSVツールを使った商品CSVデータの編集方法に、
LibreOfficeの紹介と合わせてインストールの手順をまとめましたので参考にしてください。

1.5. 商品画像取得ツール

例えば楽天のCSVデータを元にYahoo!ショッピングにデータを登録したいとする。
その際は楽天で使用している商品画像を取得しなければいけない。
商品画像の一括ダウンロードツールは有料のものが多いが無料ツールも存在する。
CSV編集ツールと合わせて使う事で無料で画像の取得が可能なのでオススメだ。
Windowsであれば、画像URLさえわかれば一括ダウンロードが可能な、
irvineという無料のツールがおすすめだ。
OS問わずブラウザ上で画像をダウンロードする方法もある。
いずれも下準備が必要になるため若干難易度が高いと思うが、
無料で自分の手でやりたいという方は是非挑戦してみよう。

【Windowsの方はこちら】
irvineを使った楽天CSVから画像を一括ダウンロードする方法
【OSを問わずブラウザで処理する方法はこちら】
Image Downloaderを使った楽天CSVから画像を一括ダウンロードする方法

1.6. 画像加工ツール

Amazonに出店するときには商品画像の加工で注意しなければいけない。
無料で背景を白抜きするツールはあくまでお手軽に切り抜きを行えるだけで、
どのツールも手作業で切り抜きをするものよりは仕上がりに満足のいくものはなかった。
そんな中でも実践で使えそうなツールを以下に紹介します。

Background Burner
https://burner.bonanza.com/

Background Burnerはブラウザ上で画像をアップロードし、
背景を自動認識して切り抜きまでを完全自動で行ってくれる。
仕上がりがイメージと違ったとしても、手動で微調整が可能なので、
元画像によっては綺麗に切り抜けます。

Background Burnerの使い方については以下記事を参考にしてください。

少し手間にはなるが、綺麗な商品画像を使うためにもPhotoshopを使って切り取りをしてほしい。
無料ツールにこだわるのであればGIMPというPhotoshopに近いレベルで使用できるツールもあるので、
こちらを使ってみても良いだろう。
PhotoshopとGIMP両方で画像の切り抜きを行う方法をまとめてみまた。
背景の白抜きをする方は以下の記事を参考にしてみてほしい。

2. まとめ

本記事で紹介した6種類のツールを使いこなせばECサイトの多店舗展開時の作業を効率化する事が可能だ。
ECサイトでは商品登録や画像加工という業務は避けられないが、
できるだけ作業は効率化して商品を販売する仕組みづくりに時間を使っていただきたい。

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こんにちは